マイケル・ルー からのメッセージ

現在好評開催中の「マイケル・ルー新作版画展」。おかげさまでたくさんの方にお越しいただいております。当ギャラリ-ではお馴染みのアーティストで、2016年12月に開催した企画展ではご本人に来廊していただき、多くのファンの方と交流していただきました。もちろん、延岡市にも多くのファンがいらっしゃり、今回は特に待望の新作展ということもあってたくさんの方がルーの描く猫たちに会いに訪れています。

そんな中、アメリカに在住のマイケル・ルー先生ご本人から延岡市の皆様に向けてメッセージが届きました。ルー先生は5年程前に訪れたギャラリーかわなかのことをよく覚えていてくださり、今回の企画展のためにわざわざ代理店を通して会場に訪れる皆様宛にお手紙をくださったようです。メッセージは英文ですが、私の方で日本語に訳してみましたので、是非ご覧ください。

ギャラリーかわなかで開催中のルーグラフ新作展にお越しの皆様へ心より感謝申し上げます。

今回展示しているルーグラフ作品は、私のまったく新しい世界をこれまでにない新技術で表現しています。しかしながら、技術が変わってもこれまでと変わらぬ情熱を持って取り組んでおり、私の制作に対する姿勢はこれまでもこれからも何ら変わりません。

技術的なことをお話すると、今回の作品は、過去に私が手掛けてきたセリグラフ(シルクスクリーン)作品と同様に、たくさんの色(レイヤー)を重ねて制作しています。唯一の違いは、今回の作品は私がデジタル画面上で自分で制作をしているということです。すべて水彩用の無酸紙にプリントし、最後にサインと限定番号を自筆で書き入れいています。

出来るならこの素晴らしいギャラリーで皆様と直接お目にかかりたかったのですが、ご存知の通りの状況ですので、書中にて失礼いたします。

2022年2月21日  Michel leu

「マイケル・ルー 新作版画展」は2/27(日)まで開催中です。店内は愛らしい猫たちでいっぱいです。是非ご来場ください。