竹久夢二 版画展
~よみがえる大正浪漫~「竹久夢二 版画展」
【会期】2021年10月15日(金)~24日(日) am10:00~pm8:00
於 ギャラリーかわなか
2021年10月。ギャラリーかわなかでは「竹久夢二 版画展」を開催いたしました。当ギャラリーでは折々に開催してきた「竹久夢二展」。今回は2年振りの開催であり、ギャラリーが新築移転してからは初の開催ということになりました。竹久夢二はご存知の通り、大正浪漫を象徴する画家として知られています。その作品は肉筆の原画はもちろん、雑誌や小説の表紙、挿絵、少年少女向けの冊子、またはセノオ楽譜出版社の楽譜表紙、千代紙やテキスタイルのデザインまで大変多岐に渡っていました。現在で言うところのイラストレーターとしての側面が強い人です。
今回は夢二が手掛けた作品の復刻木版画を中心に、大正時代当時、婦人グラフなどの雑誌に実際に使用されていた「初版木版画」など40点余りを展示いたしました。またハンカチや風呂敷、ノート、風呂敷、扇子などのグッズ類も豊富に取りそろえての開催となりましたので、夢二ファンの皆様をはじめ多くの方にご来場いただけました。ご来場いただいた方々は夢二の描く美しい女性たちに見とれていたり、また当時の文化に思いを馳せるなど大正浪漫の世界にどっぷりと浸っていただいたようです。
そして今回は「♯着物でおでかけ」ということで、和装でご来店の方に御抹茶をサービスいただきました。着物を着るのは大好きなんだけどなかなか着る機会がないという方や、もう何年も着物に袖を通していないという方に是非和装でお越しいただこうという企画です。実際にはお着物じゃなくてもお時間のある方には御抹茶を提供させていただきましたが(笑)、皆さん、和の雰囲気をゆっくりとお楽しみいただいたようでした。お着物でお越しいただいた皆様も、御抹茶をお楽しみいただいた方も、企画にご協力いただきまして誠にありがとうございました。
竹久夢二展はまた折々に開催いたしますので、今回見逃した!という方も是非次回をお楽しみに。こんな企画をやって欲しいというご要望がありましたら是非ご提案ください。
今回和装でご来場いただき、画像の掲載の許可をいただいた皆様です。(店主も期間中和装で皆様をお出迎えしました)