伊藤一樹 奉納ライブパフォーマンス

2025年9月18日。岐阜県在住の書画家・伊藤一樹先生による「奉納ライブパフォーマンス」を高千穂神社 神楽殿にて開催いたしました。伊勢神宮や出雲大社、日光東照宮など多くの自社仏閣に自らの作品を奉納してきた伊藤一樹先生。今回2回目となる個展開催に合わせ、九州では初となる高千穂神社様に作品を奉納させていただきました。当日は伊藤先生の教室の生徒さん方が岐阜県や関東の方からも駆けつけてくださった他、延岡からわざわざ観覧にお越しくださった皆さん、また当日居合わせた観光客の皆様など、予想をはるかに上回る数の皆様にお集まりいただきました。

伊藤先生から少し今回の趣旨についてお話しがあった後、音楽をかけてライブパフォーマンスがスタート。毎回5分以内と決めているという伊藤先生のパフォーマンスは、その集中力、飛び散る墨の迫力、みるみる形になり生まれていくその作品。伊藤先生の一挙手一投足に観ている者は皆さん、息をするのもはばかれるほど釘付けとなりました。一気に仕上げた作品はそのまま高千穂神社様に奉納させていただくことになるため、もうその時しか観ることができません。その場所、その時間、そしてそこに集まった人々の前でしか出来上がらなかった作品だと思うと、その作品を目にした瞬間心からの感動を覚えました。

パフォーマンスの終了後は伊藤先生の短いトーク。なぜ書画家になったのか、それまでの人生、出会った人々、そしてこれから先の未来についてお話しいただきました。特に名古屋駅前の路上で描きはじめた頃のエピソードは皆さんの心に深く残ったようです。最後は皆さんと作品の前で記念写真をしてイベントは終了いたしました。今回奉納ライブパフォーマンスを披露していただいた伊藤先生。またご協力いただいた皆様、たまたまその場に居合わせた皆様、そして何より神楽殿を快く使用させていただき、作品の奉納を受け入れてくださった高千穂神社様に深く御礼申し上げます。