Antiqueな器 展

2024年5月に開催いたしました「Antiqueな器展」。おかげさまで予想をはるかに上回るお客様にご来場いただきました。江戸後期から明治・大正にかけての器や花器、その他非常に珍しい品々が並んだ今展。来場いただいた皆様にも大変喜んでいただけました。ご来場いただいた皆様、また展示会の開催に際して大変なご協力をいただいたS様、K様、誠にありがとうございました。

当ギャラリーでは「骨董品」はどちらかという専門外なのですが、その品々が辿ってきた物語や道程を思うとその場で巡り会うことのできた奇跡というものに想いを馳せずにはいられません。今回お買上げいただいた品々も、またこれから新しい持ち主と物語を紡いでいってくれると嬉しいですね。

そんなわけで私も数点蕎麦猪口をいただきました。これがまた、展示しているときはそこまで気にとめていなかった品物なのですが、洗剤で洗ってみたらピカピカになりまして、さらにこれでお茶を飲んでみたらその口触り、肌触りの素晴らしさに感動いたしました。現在の品物ではなかなかこれだけのものに出会うことは稀です。これは思いがけず良い品と出会ってしまったようです。これから大事に使っていきたいと想います。

また機会がありましたら企画してみたいと思いますので、今回見逃した~という方も是非次回をお楽しみに。