神話の里の美術館 誕生

神話の故郷 宮崎県高千穂町に新しいアートスポットが誕生しました。

その名も「神話の里の美術館」

高千穂町の高級和風旅館 神仙 さんが運営する「Cafeterrace TAKACHIHOYA」がこのたびリニューアルし、それに伴い店舗の一部をギャラリーに改装して7/28(木)にオープンした美術館です。当ギャラリーでもお馴染みの宮崎市のガラス造形作家・田中英樹さんの作品を常設展示する他、国内外のアーティスト作品を展示販売するスペースとして生まれ変わりました。

 

旅館 神仙 の佐藤社長は私がこの仕事を父について始めたばかりの頃からのお付き合いで、宮崎を代表する観光地である高千穂の振興に大変力を入れておられます。その社長が高千穂町に本物のアートが見られる場所を作りたい、県内外の観光客にアピールするだけでなく、地元の人たちにも気軽にアートに触れてもらいたいという熱い想いからこのたびの美術館のオープンに繋がりました。そこで当ギャラリーで個展を開催中の田中先生と出会い意気投合。ガラス工芸作品の常設展示が決まったほか、ギャラリーかわなかでも壁面の絵画作品の展示を担当させていただくことになりました。

 

現在その第一弾として、佐藤社長の強いご要望に応えて「マルク・シャガール展」を開催しております。

色彩の魔術師と呼ばれたマルク・シャガールが生前にパリのムルロー工房などの協力で制作してリトグラフ作品を中心に展示しています。特にガラス工芸作品とのコラボレーションということで、日本国内でも大変人気のある「エルサレム・ウィンドウ」のシリーズを中心に展示しています。

カフェのランチやドリンクも観光客に大人気のTAKACHIHOYA、その店内にできたアートスポット「神話の里の美術館」。高千穂町を訪れた際は是非お立ち寄りください。